本格的に勉強を始める前に
テキストを何度も読んで全体の流れを把握しておくべき

前回のお話⇒出産後8か月。完全ワンオペ育児中に独学で登録販売者試験に合格したお話①
次のお話⇒出産後8か月。完全ワンオペ育児中に独学で登録販売者試験に合格したお話③

なんでこんな当たり前のことができなかったんでしょう母ちゃんってやつは…
「勉強」というものをしたのが高校生以来ですっかり勉強のやり方も忘れてしまっていたんだよなぁ
今なんてスマホに調べたいことを打ち込んだらすぐ答えが出てくる時代だしよけいにそうなってしまいました。
かと言って試験会場にスマホ持ち込むわけにはいかないんで、テキストを買って、
ノートと筆記用具用意して、
さぁ始めるぞ～！と意気込んでテキスト開いて最初のページからどんどんノートに書き写しいく・・・

こういう類のテキストって前半に出て来た項目が後半にも出て来たりするってのが結構あって、
「これさっきから同じこと書いてるような気が…」って思う事もしばしばありました。

例えば今何かと話題の副作用についてだと、テキスト通りに各章ごとに進めていくと、
第3章で「風邪薬」や「鎮痛剤」などの薬ごとの項目で副作用について記述があるんだけど、それとは別の章で副作用の項目があったりなんかして、
ノートに書き写していくやり方だとあちこち取っ散らかってしまって後からノート読んでもあんまり意味がなかったんですよねー。
ゼロ知識から独学で勉強をスタートするにあたって一番大事な所かもしれないです。
これが学校の授業だと初めて教科書開いた時から先生がうまい事説明してくれたりまとめてくれたりしてくれて分かりやすく教えてくれるんですよ。
やっぱりそれは先生も何度も教科書読んでどういったポイントを押さえて教えていくか勉強したからだと思うんです。

育児中で時間がなくても身近な物を意識すれば勉強になる

登録販売者ってのは家庭用の一般医薬品を売れるんですよ。
なので当然試験問題も一般医薬品の事から出題されるわけです。(第3章あたり）
テレビで風邪薬や頭痛薬やら湿布薬やら防虫剤やら何かしら医薬品のCMが流れてるじゃないですか？
あれ普通に試験に出ますよ。
いつもなら何となく流して観ているものですが医薬品のCMってちゃんと「何の成分が何を抑えてどういう風に効くのか」ってのをあの15～30秒のなかで
説明しているんですよね(全部がそうとは言えないけど…)

例えば
「イブプロフェンが痛みの元であるプロスタグランジン作用する！」と流れてたら

となったとします。はいコレで1点獲得です。

「ヘパリン類似物質が乾燥を治す！」と流れてたら
「あーうちの子も最近病院で処方されたわ～おくすり手帳と貰った説明書読んでおこう。あら、血行やら炎症がどうのこうのって書いてあるじゃない」はい。追加でもう1点です。

他にも家に常備している湿布薬や目薬の箱や説明書もテキスト代わりになりますよ！
説明書の読み方や製品表示の読み方という項目もあるので、ちょっと薬の箱を手に取るだけで、

この裏面だけで成分、効能効果、副作用、注意事項、年齢等々
やだー☆彡いったい何点稼いじゃうのー？って感じです。しかもこれほぼ全部試験にでます。裏面どころか側面の副作用とか使用してはいけない人とか書いてあるところも試験にでます。もうパッケージ自体がノートじゃん。
通勤通学途中のバスや電車の中で重たい参考書広げているよりもこれや中に入っている説明書を鞄に入れてた方が軽いしササっと読めるしスキマ時間に勉強しやすいよ！

第３章の医薬品の項目はめちゃくちゃ範囲が広く家庭で利用する主な医薬品のほとんどが出題されます。
それこそ風邪薬からビタミン剤から浣腸、痔の薬、毛生え薬まで種類も幅広いのでいつもスルーしがちな身近な物に意識を向けてスキマ時間にどんどん知識を蓄えましょう！

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